自動車向けの自動車部品を製造する三光合成、インドに新工場設立へ

インドにおいて、自動車部品を製造する三光合成は、6日、インド西部のグジャラート州に新工場を建設すると発表した。インドのグジャラート州を選んだ理由としては、スズキやホンダなど日系の自動車メーカーが進出しており、多くの需要を見込めることと、停電が少ないエリアとされているからだ。

同社の黒田社長は新工場の計画について、年内にも工場を借りて稼働を始め、その間に別で土地を購入し建屋を建設し、工場を移すことを計画している。今回の投資額は約10億円と見込んでおり、2019年をめどにインドの売上高を現在の2.5倍である20億円に引き上げることを計画している。新工場では新たに100人の雇用を予定している。

インドの自動車産業において、日本のマルチスズキは約40%の国内シェアを誇っている。その後インドメーカーのタタ、韓国メーカーのヒュンダイが続く。Pwcのレポートによると、インドの中間層2021年までに5億7000万人へと成長し、おおよそ1兆ドルの市場になると予想されている。

現在、モディ首相が打ち出した、高額紙幣廃止政策によって、一時的にインドでの自動車関連事業は停滞したものの、インドの人口増加率、経済成長を考えると、インドでの自動車関連事業の需要は右肩上がり続けていきそうだ。

参考:日本経済新聞:三光合成、インドに新工場 自動車向け部品生産