握手

【インド・モディ首相】海外の首相と挨拶する際にハグすることについて


7月3日モディ首相は、イスラエルのネタニヤフ首相と対談しました。ネタニヤフ首相と挨拶をする際にモディ首相は3回もハグをしました。ネタニヤフ首相はモディ首相のハグを笑顔で歓迎しました。実はモディ首相は、過去3年間に会った外国人指導者のほとんどとハグをしてきました。

モディ首相はトランプ現大統領にもハグをしました。モディ首相がワシントンDCを訪問した際に、トランプ氏をハグしようとしたところ、トランプ首相はとても驚いていました。モディ氏は先月、サンクトペテルブルク国際経済フォーラムに特別ゲストとして出席するために訪れたときも、ロシアのプーチン大統領にハグをしました。

モディがハグをした他の世界指導者は、エマニュエル大統領、安倍晋三首相、アシュラフ大統領、シェイク王子などがいます。また、モディ首相は外交関係があまりよくないパキスタンのシャリフ首相とも2015年12月に予定されていたラホール訪問時に暖かい抱擁を共有していた。

私はモディ首相のこのハグには外交上、大きい意味があると考えています。国のトップ同士がハグをすることで、当人同士の仲が良くなることもありますが、その国の国民からしたら、外交関係もうまくいっているように見えるからです。また、トランプ大統領のときのように相手が焦れば、その後の対談は自分のペースに持っていくことが出来ると私は考えます。

THE TIMES OF INDIA「Modi in Israel: PM hugs his way into international relations」