糖尿病患者の増加に伴いジャンクフードに対する脂肪税導入を検討!


ジャンクフードや砂糖を加えた飲料は今後の予算案次第で高い税金を課されることになるかもしれない。インドでは肥満や糖尿病による生活習慣病が深刻な問題となっており、今後政府はそれらの病に悩む人たちを少なくするために、それら商品に対して脂肪税を課すことになるかもしれない。

これらの提案は健康、衛生、都市開発に関するグループによって提案されたもので、脂肪税によって徴収した税金を使ってあらたに健康に関する施策を実行できると訴えた。

これらの提案はすでにパイプラインに入っており、政府は保険長官を委員長とする閣僚間委員会を構成して、それら商品に対する高額税制措置や、そのような商品に宣伝と広告の制限を課すことを検討している。

■背景
●専門家によると、インドでは毎年約580万人の人が心臓、肺疾患、ガン、糖尿病でなくなっているとのこと。
●2015年には6110万人もの人が糖尿病と診断されている。

客観的に見ると、インドにおいて、健康に対する意識はかなり低いように思える。日本においては最近ヘルシー志向な人が増えつつあるが、インドではそのような志向の方はなかなか見られない。

筆者の肌感ではあるが、街中を歩いていても、お腹がポッコリでたいわゆるメタボ体型の人が8割がたを占めているように思える。インドにおいて脂肪税が導入され、これらの施策が良い方向に転ぶことを期待している。

参考:TOI Junk food, sugary drinks may invite higher taxes