初めての転職~私がインドを選んだ理由〜


こんにちは。インド就職MISAO Recrutingの高岡です。MISAOはこれまでのインド留学事業に加え、その後のキャリアをサポートするためインド就職/転職を全力でサポートしていきます。当ブログでは、海外で働くこと、インドで働くことについて、また、経済成長国インドを働く・暮らすという観点から切り取っていければと思います。

私が転職したワケ

私は大学卒業後、新卒として日本の企業で3年間営業として働いた後、インドへの転職を決意しました。退職した会社は福利厚生や給与等の待遇面では恵まれている方で、業界がエネルギー産業ゆえに比較的安定している企業でした。そんな一生安心して働けるであろう環境からインド、ベンチャー、異業種という選択肢を選んだのか。その理由は3つあります。

インドという伸びまくっている国で働きたかった

日本が経済大国への一歩を踏み出した高度経済成長期(1950年代〜1970年代)の実質経済成長率は平均10%で推移していました。そして、その時代に日本経済を作り上げた方は現在70〜80歳になっています。私が前職の営業時代に商談をするお客様は中小企業の社長がほとんどでその年齢層は40代〜80代でした。3年間で200人の経営者と色々なことを話しましたが、私は彼らが生きてきた時代の差を肌で感じていました。その差を最も感じたのが”目のギラギラ”でした。1番ギラギラしていてイケてると思ったのが、70〜80代の経営者達。彼らは貪欲に商売をして利益をあげ、かつ顧客満足度向上への意欲が半端ではありません。それは彼らが20代の頃に高度経済成長という環境の中で生き抜いてきた証だと思います。現在、日本は成熟期に入ったため、かつての伸びしろはありません。では、先述している社長方のように一生目を輝かせながら生きるにはどうすればいいのか。その答えの一つとして、環境があります。日本は便利で暮らしやすく本当に素晴らしい国です。インドで暮らしている今でもやはりそうだと思います。しかし、ビジネスマンで目を輝かせている人はどのくらいいるでしょうか。インドはかつての日本がそうであったように目をギラギラさせている人で溢れています。皆が野心的で必死に人生を生きており、それが大きな渦となり7%を超える経済成長を支えています。私はビジネスマンとして、1人の人間として、目をギラギラさせ続ける人生を送るために伸びまくっている国に身を置きたかったのです。

振り切った選択をする必要があった

意思決定というのは慣性の法則が働くと考えています。自らが一度した意思決定の「振り切る」度合いはその後の人生で何度も訪れる決断の機会に、同じように作用すると思います。就職や転職というのは人生の一大イベントであり、その意思決定の重要性は計りしれません。だからこそ転職という大きな決断の時に自分の中にある選択肢のうち最も振り切った選択をしました。

最も環境変化の大きい選択をした

環境を変えるのはエネルギーを要します。職場、同僚、住居、生活習慣、食事…就職や転職というのはそれだけで負荷のかかることですが、海外とあっては余計です。しかし新たな環境で、かつ自分にとって”快適でない場所”を選ぶことは、自分の成長を期する上でとても重要だと感じています。なぜなら、快適な場所では自分が変わる必要がなく、現状維持で事足りてしまう一方で”快適でない場所”は自分が変化し成長”しなければ”生きていけません。その変化し適応しなければならない環境に身を置くためにインドへ来ました。

とにかく一旦やってみることが大事

以上、3つが私のインド転職をした理由です。
「やってみたい!」と心で感じたら、まずは一旦やってみましょう。情報収集することやキャリアついて考えを巡らせることはとても大事だと思います。しかし、それ以上に行動してみてわかることの方がはるかに大きいです。自分の体験によって得られる知見に勝る本やウェブサイトは存在しません。思い立ったらまず行動。その一歩があなたの人生の転機になるかもしれません。