エアインディアで客室乗務員に厳格指示。体重オーバーによる職務失格の可能性。

エアインディアでは、客室乗務員に対して多くが体重オーバーであることを理由に、職務失格になる可能性があるとしている。エアインディアでは、客室乗務員が基準であるBMI値を超えている乗務員に対して、基準値まで体重を落とせなければ、永久的に客室乗務員の資格はなくなると伝えた。

現在、体重オーバーとされた客室乗務員には、一次的に6か月の職務不適合と宣言される。その後3か月の期間をもって許容できる体重まで落とすことが求められる。不適合期間の最後に最終チェックがあり、その際に基準値をオーバーしていた場合には、永久的に職務不適合とされる。

最民間航空総局によると、男性乗務員にとっての理想的なBMI値は18-25であり、女性乗務員にとっては18-22とされている。それ以上の人は体重超過とみられ、男性であれば、30、女性であれば27が肥満値であるとされている。

インドの主食は主に炭水化物からできている。小麦によって作られるナンには大量の油が使われており、さらにカレーを作る際にも同様に大量の油が使われている。また食後には必ずと言っていいほど、チャイを飲む。そのチャイには大量の砂糖が含まれており、それも肥満のになる理由の一つであろう。インドにおける主食が炭水化物からできていること、また、食事の多くに大量の油、砂糖が使われていることがインドにおいて肥満の人を増加させている。実際、インドにおける糖尿病の患者数は世界でも一番多いといわれている。

エアインディアの客室乗務員に対する厳格な指示は、根本的な解決にはならないような気もする。しかし、最近のインドでは徐々に健康に気を使った人が出てきており、ジムに行く人や、ヘルシーな食事をとることを心掛けている人も増え始めている。少ないながらも健康ブームが出始めてはいる。エアインディアが発表したこれらの指示によってエアインディアの客室乗務員がどのように変わるのか。今後の発表が楽しみである。

参考:Air India puts 57 ‘overweight’ crew on ground duty