クレジットカード

インド政府がカード払いに関するGSTの噂を否定


「GSTが施行されるとクレジットカードやその他の電子決済方式による支払いが、二重課税になるのでは」という噂を、インド政府と銀行は完全に否定しました。ハズムフアドヒア収入幹部は、「間違ったメッセージがソーシャルメディアを通じてインド中に広まっています。クレジットカードで公共料金を支払っても、GSTを2回支払うことになるということは一切ありません。正しい情報なのかを確認しないで噂を拡散するのは止めて下さい。」と発言しました。

ナショナル・ペイメント・コーポレーションも今回の二重課税に関する噂は完全に嘘であると発言しています。 「今まで15%だった税率がGSTでは18%になり、それ以外の税金はかかりません。この税金は取引に基づくものではなく、銀行が商売人に請求する商業割引率(MDR)と呼ばれる手数料に適用されます。店舗はMDRを顧客に渡すことができないため、クレジットカードの取引はカード保有者にとって無料で、二重課税になることはありません。」

7/1から施行されたGSTですが、オンラインでの登録システムがパンクして事業が行えない企業があったり、このようなGSTに関するデマが流布しているなど、まだまだ混乱が収まることはなさそうです。

参考記事
THE TIMES OF INDIA「Government, banks kill rumours on card payments under GST」