圧倒的なビル群

グルガオンという街。インドの経済成長の中心都市での生活

インド就職MISAOの高岡です。先日、インドでは2017-2018年GDP経済成長率の見込みが発表され、7.1%という数字が予測されました。ちなみに昨年に引き続き7%台の数字を維持する見込みですが、これは世界経済が不安定かつ下火にある今、驚異的な数字と言えるでしょう。本記事ではその経済成長を支える都市の一つ、グルガオンについて紹介します。日系企業の進出とともに日本人移住者の数も増えてきた昨今、グルガオンという名前は今後、日本でも耳にすることが多くなるのではないかと思います。

グルガオンとは?

首都デリーまでのアクセスが最高

グルガオンはインド北部にある都市で首都デリーの中心地から車で約1時間程の場所にあります。日本人の駐在員はあまり使いませんがメトロでも大体1時間程度で行くことができるため、観光地や空港があるデリーまで簡単に出られます。筆者が住んでいるセクター28というエリアはデリーにある空港、インディラ・ガンディー国際空港まで車で30分程で、お客さんのお迎えや日本への一時帰国、近隣国への旅行の負担が少ないのが嬉しい立地です。位置関係でいうと首都のデリーが東京だとするとグルガオンは横浜と例えるとイメージしやすいでしょうか。

外国人、インド人富裕層が集まる

グルガオンはここ10年で急激に経済成長が進んだ都市で、ここに長く住んでいる方曰く、森林エリアを開拓して商業施設やマンションを建てたため、その前は本当に何もなかった場所なんだとか。筆者自信5年前に来たことがあるのですが、そこから比較しても高い建物が随分増えたという印象を受けます。グルガオンが経済都市として発展を期し、外資系企業の誘致を推進した甲斐あり今では日系企業含め多くの外国企業が拠点を置いています。一例を挙げると、日系企業では電通や東芝、総合商社、海外企業ではGoogleやIBM、アクセンチュアという超大手企業のオフィスもあります。

そのため、グルガオンは外国人比率が多いエリアと言われています。マーケットで買い物をしていると日本人や欧米人の姿もたくさん見かけます。グルガオン自体は観光地ではないので、観光客はほとんどおらずグルガオンを拠点に通勤している方がほとんどです。

快適な住環境

上述した通り、グルガオンには外国人が多数住んでいるため、他の都市と比べて外国人にも住みやすい環境になっています。ショピングモールやマーケットにも行きやすい環境でそこまで田舎じゃないのに、そこまでうるさくないというのが嬉しい所です。デリーやムンバイは商業もすごく発展していて高層ビルの数もグルガオンの比ではないですが、その分騒音もひどく、あまりインドでは静かな場所に住みたいということであればグルガオンをお勧めします。もちろん、日本の住宅地を想像してしまうとそれはそれはギャップが生まれてしまうので、一定の騒音はあるという点は悪しからず。

10ヶ月グルガオンに住んでみて

空気はしっかり汚い

グルガオンもインドです。経済成長真っ只中で隣接しているのはインド工業の中心地であるデリー。日本でもインドの大気汚染が取りだたされていますが、ここも例外ではありません。特に11月以降は空気が乾燥している影響もあって汚染された大気が目に見えます。裏を返せば、経済成長の代償なのですが、それにしても圧巻のモヤがかかっており、天気予報もsmog(霧)ということが珍しくありません。日本が成長していた1970年代もきっとこのような環境だったのでしょうね。

インドの中でも1,2を争う住みやすさ

筆者はグルガオンに住んで10ヶ月になるところですが、思っていたよりも居心地が良いことに驚いています。インドの地方都市にもいくつか行きましたが、やはり経済成長はまだまだこれからという都市がほとんどです。地方には古い慣習や文化が根強く残っていますし、何より言葉通じないケースの多いこと。インフラ整備も急速に進んでいるわけではないので、清潔さを求めるの酷な環境です。

地方からグルガオンに戻ってくると、ほっと一安心してしまうのが正直なところで、働く鋭気を養いつつ生活するにはとても良い都市です。最近は小さなお子さんを連れている家族の姿も見かけるようになり、安全性などの面でも一定水準まで挙がっているという印象です。

経済成長を肌で感じられる

個人的にグルガオンは経済成長を感じられる一番の都市だと思っています。というのも、街全体が新旧ではっきりと分かれているからです。グルガオンにはオールドデリーといわれるエリアがあり、その名の通り発展前の町並みが残るエリアです。ここはスラム街とまでは言わないまでも、建物や道路も古く決して経済都市とは言えないエリアです。

一方で、外資系企業がたくさん集まるエリアは高い建物に整備された道路と、他のアジア諸国の上位都市と比べても遜色ないレベルの環境があります。そんな道をヤギの100頭近い群れが走っているのを見た時は開いた口が塞がりませんでした。それほどグルガオンという都市は、新旧が入り混じっている都市で生活の中でそれを体感できます。

まとめ

以上、筆者が住んでいるインド北部の街、グルガオンを紹介しました。他にもインドには大都市と呼ばれるエリアがあります。日系企業含め多くの企業はそういった都市に集まります。インドの経済成長を象徴する街並みの変化に今後も注目していきます。