インドGST税導入で州をまたぐ経済活動の活性化に期待

現、インド政権を率いるモディ首相らが進める内需主導型の経済を推し進める中で、その成長に大きく拍車をかけるとされているのが、今年4月に導入を予定されている、物やサービスに対して税金を課すGSTである。

現在の税制度では、州をまたいで商品を輸送したり、サービスを提供する際には、その州をまたぐごとに州の税金がかかっていた。しかし、GSTが導入されることによって、それらの税制度は簡素化され、今後、州をまたいだ経済活動において更に活発化されることが予想される。

インド現地の報道では、GSTの導入によって、0.7~2%の経済成長が期待されている。これらによって、運送、消費財、自動車セクターは大きな恩恵を受けることになる。

インドではそもそもアメリカが脱退しようとしているTPPにも加盟しておらず、アメリカのTPP脱退による影響を全く受けない。そもそも政府が内需主導型の経済で推し進めているので今後も外資系の企業をインドに呼び込み、経済活動を活発化させ、GTSの導入によって、さらに州間の経済活動が活発化するという好循環を期待されている。

今後、GTSが実際に導入された際に、インドの経済成長率にどのような変化があるのか。導入後の成長率も是非ともチェックしていきたいところだ。

参考:日経新聞 「トランプリスク」に強いインド 税制改革で成長へ